アーティストプロフィール
六文銭
六文銭(ろくもんせん) 60年代の東京のキャンパス・フォークの中心人物の一人だった小室 等(こむろ ひとし)を中心に、68年に結成されたフォークグループ。当初のメンバーは、小室 等、石川鷹彦(いしかわ たかひこ)、小林雄ニ(こばやし ゆうじ)、入川 捷(いりかわ さとし)でしたが、小室以外はメンバーが固定されず、きわめて流動的なグループでした。それでも、69年に中川五郎とのカップリングアルバム『六文銭/中川五郎』をリリース。71年には上条恒彦をヴォーカルに迎えた「出発(たびだち)の歌」で、合歓ポピュラーフェスティバル71のグランプリを受賞、この曲をヒットさせました。72年には新しいフォーク・レーベル「ベルウッド・レコード」の第一回新譜としてアルバム『キングサーモンのいる島』をリリースしましたが、同年に解散。